店舗による購入形態の違い
風呂敷を問屋から通販することは、簡単にはできません。
なぜなら、現在の風呂敷の流通方法は昔とは変わったからです。
一昔前までは、問屋が小売店に商品を卸し、小売店が消費者に
販売するという流通形態でしたが、今はこのシステムが崩れて、
小売店が問屋を通さずに商品を直接仕入れて、それを売るという
形態に変わってきているのです。
したがって、卸売店から直接購入することは行いにくくなります。
ネットで便利に自分が必要としているお店を見つけられるように
なった現代ですが、それでも希望にピッタリのお店を近所に見つけるということは
簡単とは言えません。また、近所にそういったお店があるとも限りません。
とはいえ、こうした流通形態の変化により、反対に通販サイトなどを通じて
風呂敷が以前より安く購入できるようになったことは間違いありません。
というのは、卸売り店を通して流通されてくる商品には中間マージンが
かかっており、その分商品価格が高くなってしまいますが、卸売り店を
通さずに仕入れた商品については中間マージンが省かれているので、
その分値段を安くすることができるのです。
これは通販であれ店舗購入であれ同じことですが、卸売り店を通さずに
仕入れたほうが風呂敷の値段は安くなります。
また、買う側としても、家の近くでは中々見つけられない風呂敷の販売店を
探す手間なく、家にいるだけで利用できる上に選べる商品も豊富な通販は
気軽に購入できるため非常に便利です。
ただし、通販の場合は実際に風呂敷が手元に届いてみないと
どんな商品なのかを確認することができないというデメリットもあります。
風呂敷に関してはよっぽど失敗することはありませんが、それでも心配な場合は
生地サンプルなどを取り寄せることで質感を確かめてから購入することも
できるかもしれませんので、サイトに案内が場合でも、サンプルの取り寄せが
可能かどうかを気軽に問い合わせてみてください。
その対応次第で購入するかどうかも更に決めやすくなるでしょう。