ウコンを使う
着物によいウコンの風呂敷
着物を包む時に使う黄色い風呂敷は防虫効果や殺菌作用があり
昔から使われてきました。
ウコンの風呂敷はタンスの中敷きにも利用されるほか、
絵画や陶器などの美術品を包む時にも使われています。
濡れると色が移る事があるので水気や湿気には注意が必要です。
天然ウコンで染められた風呂敷の方が防虫効果は高いのですが、
色移りを防ぐために天然ウコンと化学染料を合わせて染められた
風呂敷もあります。
天然ウコンで染められたものよりは防虫効果が劣りますが
着物の防虫対策用として十分効果があります。
着物を保管する時にはたとう紙で包んでからウコンの風呂敷で包んだ方が
色移りを心配せずにすみます。
ウコンの歴史は古く卑弥呼の時代からあり当時は衣類として身に着けて使いました。
ウコンは特殊な臭いがあり虫が嫌うので防虫効果が高く
赤ちゃんの産着としても使われました。
中国やタイ、インドなどでも古来から使われてきた薬草でさまざまな効能があります。